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山形いちまる

山形いちまる 池上彰と考える 豪雨災害から命を守るために

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ジャーナリストの池上彰氏が、庄内・最上の記録的大雨の被災地に足を踏み入れ、気象庁の警報や治水対策の限界、災害行動計画の重要性についてルポ。

異常気象が叫ばれ、全国各地で豪雨被害が発生しているなか7月下旬、県内の庄内と最上地方が記録的な大雨に見舞われた。河川の氾濫で3人が犠牲となり、土木、農業、商工関連をあわせて被害総額は1000億円を超えた。ジャーナリスト池上彰氏が被災地に入り、被害が拡大した原因や住民の避難行動について検証する。

最上川の越水に対して内水氾濫対策が機能しなかったことや、大雨特別警報が2回発表される異例の事態となったことを例に治水対策や気象予測の課題を指摘する。また、幼稚園、小・中学校と連続したカリキュラムで生きる力を養う防災教育の第一人者と対談し、切れ目のない防災教育の意義、氾濫区域外や支流も含めた「流域治水」という概念の重要性を考察する。
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